街の短歌詠み

日々の生活や気づきを歌に詠んでいきたいです。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

クレソンの花

本日の一首 クレソンの穢れなき白咲いていてその身に宿る一途さを知る

春の雪

本日の一首 寒すぎです。風邪をひいたら困るのでボクはここから離れません

雨の街 (小さなお話)

いつかずっと昔、私が今の私ではなかった頃、雨ばかり降る街にいたような気がする。 その街の、始終お祭りのような目抜き通りには、様々な店がある。カフェでは温かいコーヒーやココアが湯気をたて、ピロシキやドーナツが供される。 「今日も一日、雨が降り…

美容院行ったよ

本日の一首 いつも吠えるのにいいコにして待ってたよ忖度できるうちのコだ

いちごパフェの記憶

お題「いちご」 いちごパフェ 底に残った 淡ピンクたぶん初恋の色している みさ潮依 新宿高野の期間限定いちごパフェ。 ひのしずくという名前のいちごが半分。 (もう半分も確か熊本産のもので、名前は忘れてしまった) でも、どちらも酸っぱくて甘くて、露地…

食卓の香り

花冷えの庭に漂う春香より家族集う食卓の香り

パリのアパルトマン

約30年前、パリ7区に学生として一人暮らしをしていた。隣は星の王子さまで有名なサン デグジュペリ氏が住んでいたことのあるアパルトマン(マンション)だった。 中庭もある石造りの素敵な建物で、前世紀的エレベータはついていた。でもそれが動いているのは暮…

穏やかな日

犬の甥っ子 やんちゃっ子 彼が肉球見せるふうわりした時間 #短歌 #日常#パピヨン#犬